今日もお昼休みに、飼い主さん入院で、残されている猫達のお家へいつものようにエサやりに。
いつもはパクつくのに今日は何か落ち着きのない猫達の様子。いつも来る子はいません。
美味しい?って聞きながら猫の表情を見るのが毎日の日課です。今日は不思議といつもと違う。おかしいな??
その時、遠くでかすかに悲しそうな猫の声がします。なんだろう??声のする方向へ。
エサをあげる場所より少し離れている雑木林でクネクネのツルを退けながら進むと、井戸みたいな深い穴が現れました。そこの下から猫が鳴いてます。
あー落ちてる!!携帯の照明で照らしても深くて奥が見えません。かなり深い!!元の場所へ戻り、その辺にあった3メートルほどの木材を痛い足を引きずりながら、これでよじ登って上がってちょうだいと下ろしてみたが届かず、「もっと深い!」と直感。
猫達も食べるのをやめて私について来て井戸の周りで心配そう。とにかく助けるためには深さを測らなきゃと、その家にあった5メートルほどの水道ホースを持ってきて垂らしても井戸の底には届きません。
「もしかしたら助けられないかも」半分泣きながら不安がよぎり、猫の鳴く声が余計に悲しく響きます。
泣いてどうする、助けなきゃ!と、あらゆる所に電話をしました。役場、消防、水道工事会社、飼い主の親戚、猫友、県警やその方思いつく人は片っ端から。
人なら動きますが、猫はどうもできないと言われながらも、たくさんの方が集まってくださいました。
後で聞いたのですが、深さは何と10メートル!
私はバスの運転手、出発時間には仕事に戻らないといけません。代わりに、後はボランティアのMさんにお願いして、後ろ髪を引かれながらもその場を後にしました。
ロープ作戦など試したそうですが上手くいかなかったそうで、最終的には勇気ある方が10メートル下までロープで下りて猫を抱っこ、袋に入れて地上にあげてくださった事を聞きました。素晴らしい!!
落ちた猫はいつも食べに来る子でした。無傷だったそうです。この子を助けてくださってありがとう!!再び朗報を聞いて嬉しくて泣きました。
猫のボランティアのTさんも現場に来てくれていて、体温が低くなっていた子を乾いたタオルで拭いてくれてました。
いろんな方が1匹の猫のために動いてくれて、人の優しさに感謝の一日でした。猫のレスキュー後は井戸にフタを閉じてくれて、これから安心です。
お世話になった方々、本当にありがとうございました!!
また明日から笑顔でエサやりに行けます😭ますます保護活動頑張ります。
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